相手の頭の中を占有する4つのポイント

マーケティング

「マインドシェアを奪う」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

これは要するに

「顧客の中にある自分の存在がどれだけの割合占めているか?」

というものです。

 

このマインドシェアを1%でも押し上げることは、ビジネスを成功させる上で非常に大きな意味を持ちます。

 

分かりやすい話として、日本で一番高い山は富士山で、一番大きい湖は琵琶湖ですが、

 

では、「二番目に高い山と二番目に大きい湖は?」と聞かれると途端に知っている人は少なくなります。(ちなみに二番目に高い山は山梨県の「北岳」、二番目に大きい湖は茨城県の「霞ヶ浦」だそうです)

 

それくらい「1番目」と「2番目」には大きな差がある。

これがマインドシェアという考え方です。

 

「山」とか「湖」なら話はとても単純なのですが、僕らが行うビジネスというのは、厄介なことに、こういった特定の分野でだけ目立てば良いというものではありません。

 

「現代人を相手にしたビジネスを作る」というのはちょっと特殊でして、何が特殊かって今は情報が溢れ、時間が足りない時代です。

 

情報が溢れて時間が足りないとどうなるか?

 

たとえば、今Youtubeでは1分間に400時間(16日と半日)分の動画がアップロードされているそうです。

 

つまり、物理的にYoutubeに毎日上げられる動画すべてを見ることは不可能です。

 

視聴者の立場で考えた場合、これだけ情報が溢れていると、まずそもそもアクセスしたい情報にたどり着くことが困難になります。

 

ただ、そんな状況も続くと、上手く自分の得たい情報だけを取得するようになります。

 

結果として、嫌いなものは「退屈」、得意分野は「暇つぶし」。

 

もっというと娯楽を見る目がシビアで、刺激中毒。

 

それが今を生きる現代人の大きな特徴と言えます。

 

そんな現代人を相手にビジネスをする際に勝つ(マインドシェアを奪う)ためのポイントを「発信」という観点からまとめると…

■ユニークに

「こいつはほかの人とは違う」と感じさせるものを
明確にデザインし、ひと目で伝わるようにすること。

■より短く(ショートインパクト)

現代人はせっかちで、余韻や雰囲気を味わう余裕が
欠落気味です。マインドシェアを奪うまではひたすら
短く・鋭いメッセージを中心に構成していくこと。

■常に変化を

現代人は飽きっぽく、同じ展開が続くとすぐに離れるため
常に期待を良い意味で裏切り続けることが重要。

■継続を

継続的に発信することで熱感が伝わり、
親近感が得られるようになる。

 

 

どれも以前から大事だと言われてきていることですが、これらの重要性がより一層強まっていると感じます。

 

これら4つのポイントを強化して、自分という存在を相手の頭の中にねじ込んでいきましょう。

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