誰かの許可をもらおうとしないことがビジネスで成功する秘訣

ライター向け

あるアメリカのマーケターの言葉で「行動に許可をもらおうとしてはいけない」というものがあります。

 

僕はビジネスを始めたばかりの頃にこの言葉に出会ったのですが、多くの人が行動に移せない心理をここまで分かりやすく表現するなんて凄いなーと感じた記憶があります。

 

特に真面目な人に多いのですが、許しや許可というものを得なければ行動が著しくニブくなる傾向があります。

 

たとえば、セールスライターとして活動するのに資格は要りません。

 

仕事を取ることさえできればその日からでも「プロのコピーライターです」と名乗って全く問題ありません。

 

…にもかかわらず、多くの人はそこに強い抵抗を感じます。

 

「自分なんかが仕事を取っていいのだろうか?」
「自分なんかがコピーライターと名乗っていいのだろうか?」

 

この「自分なんかが」という言葉は呪いのようなもので、セルフイメージや自己肯定感を下げる原因でもあります。

 

この呪いを解くために、多くの人は

  • 講座を受けてライティングの知識をアップさせる

とか

  • コンサルを受けて「君ならできるよ」という言葉を求める

など”許可”をもらおうとします。

 

資格ビジネスが流行るのもこのような理由からです。

 

ライティングで添削を求める人も同じ心理になります。

 

みんな資格という「それをやってもいい許可」が欲しいのです。

 

みんな添削という「プロの目線からアドバイスをもらった原稿」という事実が欲しいのです。

 

 

ですが、許可をもらう、背中を押してもらう、自信を結果以外で得ようとする。これらの行為はあくまでも他人からの影響でしかないため非常にブレやすいという特徴があります。それで失敗したら許可をもらった相手を逆恨みする、なんて人もいます。

 

また、本質的には結果に直結した行動ではないため単純に遠回りという特徴もあります。

 

自分の中で期限をつけて「いつから仕事を取り始めよう」とか「いつからスタートしよう」と決められるのであればもちろんいいですが、実戦の前に勉強を始めてしまうと、足りない部分にばかり目がいってしまうので、大抵は「もっと勉強しよう」と、より結果から遠ざかる方向にベクトルが向いていきます。

 

確かに、背中を押してもらうと勇気が出ます。それも時には必要です。

ですが、最終的には「自ら決断して、自分の責任のもと行動を起こす」ということは自走していくためには必須のマインドになります。

 

僕も今パートナーと出版社を買い取ろうという話が出たりしているのですが、その方面の知見が無ければやっぱり若干姿勢が引き気味になりがちです。

 

ですが、必要以上の勉強をしたり何かしらの資格を取るのはやっぱり遠回りになります。

 

だからこそ、ある意味の勢いとノリは大事で、未開拓の業界でも、まずは一歩踏み出してみるのが大事です。

 

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